ジェンベとは、ギニアなど、西アフリカ一帯の国々で多く見られるハンドパーカッションのこと。
日本では、ジャンベ、ジェンベなどと呼ばれています。
一本の木の幹をくり抜いて作られたゴブレット型の胴に、一頭の山羊の皮を強い力でピンと張り、素手で叩いて音を出します。パーカッションとしては、とってもシンプルでナチュラルなものだと思います。そのナチュラルさゆえか、触っているだけでも遠いアフリカ大陸とつながっているように感じます。
ギニアの人たちにとって山羊は食用。その皮がジェンベに利用されます。
ジェンベの歴史は古く、起源は定かではありません。いろんな説があります。そもそもは、アフリカ独特の調理器具であるムル二から発想を得て生まれたとも言われています。